今年はコロナによって家にいる時間が長くなったことで、ストレスを抱える方が増えている現状から、長い時間家にいても居心地がよく、癒され、楽しめる空間を住まいに取り込みたいという思いがとても強くなりました。
そのことから当社の家づくりは、快適・健康・楽しむの3つの空間、「3空」を住まいにできるだけ取り入れる提案をしています。
①快適空間
快適な空間をつくるためには、居心地の良さと温熱環境が重要だと思います。居心地のいい空間とは、そこにいるだけで癒される、見た目、かっこよさ、デザイン性などがかかわってくると思います。
またアウトサイドとのつながり、例えばバルコニーやウッドデッキ、ガレージなどの外とつながる空間はとても居心地がいいです。どこかのカフェにでもいるような癒される空間をつくることで、時間を忘れストレス発散につながる空間にすることが目的です。
温熱環境については、家の中の温度をどこにいてもほぼ均一な温度にすることによって、温度差による不快な体感をなくすことが目的です。一歩LDKを出てローカやトイレ、洗面室に出ると、寒い、暑い、という空間では居心地が悪く、ヒートショックなどの原因にもなります。家中どこにいてもほぼ均一な温度に保つことで、居心地の良さは格段に変わります。
通常であれば全館空調の家がそれにあたりますが、大型のエアコンが必要になる全館空調だと、イニシャルコストやランニングコストが高いというデメリットがあります。
私たちの考え方は、イニシャルコスト+ランニングコスト=トータルコストを削減する住まいをめざしていますので、壁掛けエアコン一台稼働によって温熱環境をつくる仕組みを取り入れています。
一年を通して冷暖房を壁掛けエアコン一台稼働でまかなえるので、光熱費を下げることが可能です。また、新築時に通常であればエアコンを各部屋に一台ずつ購入すると4台~5台必要になりますが、当社の考え方では2台を購入して稼働させるのは1台になりますので、イニシャルコストも安くなります。
②健康空間
当社の家づくりは自然素材を使うことにこだわっています。構造材はもちろんのこと、内装材の床、壁にも自然素材を取り入れることで、空気環境をきれいにし健康な住宅をつくることが可能です。
ホルムアルデヒドなどの有害物質は健康を損なう原因になります。それをできるだけ取り除くために自然素材は有効です。
また、上記でも述べたように、家中の温度をほぼ均一な温度に保つことで、ヒートショックを軽減できる住まいになります。全国でヒートショックで亡くなる方が、交通事故よりも多いという事実はご存じでしょうか?それを踏まえ、そんなことにならないような温熱環境をつくることはとても重要です。
③楽しむ空間
当社が家で楽しむための空間として考えているのは、外とつながる場所、アウトサイド空間を住まいに取り込むことです。
LDKや部屋から外に広がるバルコニーや場所をつくることで、グランピングスペースやカフェスペース、中庭スペースをつくることが可能です。
また屋上の展望台やインナーガレージなど、趣味を組み込んだアウトサイドスペースは、本人にとって最高の空間になります。そんな空間を住まいに取り込みたいです。
また、育児・家事はマイホームで行う仕事と言われるくらい大変な作業です。そんな育児・家事の作業を動線を考え、適切な収納計画を立てるおで、時短できる間取りにすることが可能です。家事・育児が楽しくなるような空間づくりを取り入れています。
居心地がよく家事・育児を軽減しながら自分の趣味を取り入れた空間で心も体も癒され楽しめる、そんな空間がマイホームに存在したら、家にいる時間がストレスなんてことはありえないと思いませんか?(笑)
今建築中の当社モデルハウスはこの「3空」と「トータルコストダウン」をすべて取り入れた住まいになっています。オープンは来年になりますが完成したらぜひ体感していただきたい家です。お楽しみに!^^