毎日の生活を快適に過ごすために、家の中の温熱環境はとても重要です。当社では壁掛けエアコン１台で家中の温度をほぼ均一な状態にするために、ヒート20G1レベル～G2レベルを標準仕様にし、高気密・高断熱の家づくりに取り組んでおります。
そのためには壁の断熱材を高性能なものにするとともに、高性能サッシ（樹脂複合サッシなど）を取り入れることが基本になります。
ここ小田原周辺は、エネルギー消費性能基準の地域区分が6地域になりますので、比較的暖かい地域です。よってどこまで性能を引き上げるかは、お客様の考え方によって変わってくると思います。
考え方としては、①自分たちの体感温度を優先に考える、②体感温度以上に電気代をできるだけ安くしたい、の2つの考え方があるかと思います。
もちろん両方実現するのが基本ですが、②のどこまで電気代を安くしたいか？がかかわってきます。
断熱性能を良くすればするほど電気代は安くなり、ランニングコストは下がりますが、その分最初にかかる建築費、イニシャルコストが上がってしまいます。
光熱費が安くなってもイニシャルコストが高すぎては、購入の際にハードルが高くなってしまいますので、しっかり自分たちに合う仕様を選ぶ必要があります。
ここ小田原地域は比較的暖かいのでヒート20G1～G2であれば、体感温度で考えるのであれば、まったく問題ありません。
G2レベルであれば、体感温度は快適で、電気代も安くなります。
しかし、光熱費にあたるランニングコストをさらに安くしたい、できる限り安くしたいという考えであれば、G3レベルも視野に入れる必要があると思います。
当社では小田原地域ではG2レベルが一番理想と考えて提案しております。体感温度は全く問題なく、電気代も安くなる、さらにイニシャルコストは高すぎないというバランスのいい状態だと思います。（これは小田原周辺地域の場合）
私たちはそれに加えてエアコン１台でまかなう考えや、パッシブ設計を取り入れることで、さらに効率のいい家づくりを実現しております。
家にいる時間が長くなったこの世の中で、いかに室内環境を快適にするか、また家計に影響してくるランニングコストを減らすかは、家づくりにとって重要な項目になります。
家の中が快適ではない環境や、光熱費が家計を苦しめる状態で毎日を過ごすことはストレスに繋がり、健康にとっても良くない家になってしまいます。
折角建てる家ですから、家族に価値を与えてくれる住宅に住みたいものです。そんな家づくりを皆様にご提供できるように、スタッフ一同頑張っていきたいと思います！
