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住宅ローンの話し

江原真二

 家づくりをするにあたり、ほとんどの方が住宅ローンを利用するかと思います。住宅ローンは家づくりには切っても切れない重要なことの一つですよね。

そんな住宅ローンですが、借方を間違えるとあとで後悔する家づくりにもなりかねません。どんな借方が正しいのか、しっかりと考えなければいけません。

その上で住宅ローンを考える時、やはり一番気になる事は、変動金利にするか固定金利にするか?と言う事だと思います。

金利については細かく説明すると長くなってしまいますので、今回は変動金利か?全期間固定金利か?で分けて考えてみましょう。

まず変動金利を選ぶということはどういうことか?を理解しなければなりません。

変動金利は金利は安いですが、景気によって金利が上がるリスクがあります。上がるリスクがあるということは、自分たちにリスクがあると言う事です。銀行にはリスクが少ないので、金利も安く設定されているということです。

一方、全期間固定金利は、はじめから金利が変動金利よりも高く設定されていますが、最後まで払い終わるまで金利が上がらない、最初の時点で月々しっかり払える金額で設定すれば、自分たちにリスクが少ないと言う事です。銀行にとってリスクが大きいので金利が高く設定されているということです。

では、どちらが得か?と考えると、金利は景気によって変わりますので、必ずどっちが得という答えは出ないんです。ある程度の予測はできるかもしれませんが、それが絶対に正しいという答えがないんですよね。

そう考えると、どちらが得か?ということよりも、リスク管理をどうするか?という考え方をした方が正しいのではないでしょうか。

住宅ローンを借りる上で一番重要なことは「最後までしっかり完済する」ということです。どちらが得するか?も重要かもしれませんが、まずはしっかり自分たちが払って完済できることを一番に考えましょう。

そう考えると、どちらの方が自分たちに合っているか?ということになります。

金利の安い変動金利を選んだ場合、固定金利を選ぶよりも月々の金額が安くなります。その安くなった差額の分をしっかり貯金して、いざ変動金利が上がってしまった時のために貯金しておける、そんなリスク管理を自分でしっかりできる方は、変動金利でもいいかと思います。

しかし、リスク管理のために貯めておいた貯金を、貯まってきたからと言って使ってしまうような性格であれば、自分でリスク管理ができない性格なので危険です。

そういう方であれば、はじめから少し高いですが、金利が変わらずリスク管理が必要ない固定金利を選択する方が安心だと思います。

あなたはどちらの性格ですか?しっかり考えて判断しなければなりません。リスク管理さえしっかりできていれば、しっかりと完済することができると思います。

今は低金利が続いていて、住宅ローンを利用する方には本当にお得な時代です。全期間固定金利でさえ1.3%前後で借りれる時代です。そんな低金利の時代をしっかり利用して安心できる家づくりをしていただければ幸いに思います。

それでは家づくりがんばってくださいね!^^

江原真二 資金計画
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江原真二

江原工務店社長の江原です。
私たちはお客様それぞれの生活にあった家、またお客様がそれぞれ描いている理想の家を 出来るだけ形にしていきたいと思っています。
もしよかったら、あなたの家に対する夢を お聞かせください!!

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