最近ペットと共に暮らす家庭が増える中で、「プライベートドッグラン」を家に完備することの魅力が注目されています。
当社でも7月に完成オープンを予定している新モデルハウスで、プライベートドッグランが付いた家を建築中です。
そんなプライベートドッグランですが、その魅力とはどんなところにあるのでしょうか?本日はその魅力についてご紹介したいと思います!
まず最大の魅力は 安全性 です。公園や共有のドッグランでは、他の犬とのトラブルや衛生面の心配がありますが、敷地内のプライベートドッグランなら愛犬だけの空間。
感染症リスクも少なく、飼い主も安心して見守れます。さらに、周囲をフェンスや柵でしっかり囲っているため、道路への飛び出しや迷子の心配もありません。
次に 時間に縛られない自由さ があります。公共のドッグランは利用時間や混雑状況を気にする必要がありますが、プライベートドッグランなら朝でも夜でも、自分の好きなタイミングで犬を遊ばせることができます。仕事終わりの遅い時間や、早朝の散歩代わりに軽く運動させるときも非常に便利です。
また、ドッグランは犬の 運動不足解消 に大きく役立ちます。犬は本来走り回ることが好きな生き物で、毎日十分な運動が必要です。
しかし都会や住宅街では、散歩だけで十分な運動量を確保するのは難しいこともあります。家の中のプライベートドッグランなら、天候に左右されず、いつでも思いっきり走らせることができ、ストレス軽減にもつながります。
さらに、飼い主にとっても 交流やくつろぎの場 になります。ドッグランのそばにウッドデッキやベンチを設置すれば、愛犬が遊ぶ姿を眺めながらコーヒーを楽しんだり、家族や友人と談笑したりする憩いの場としても活用できます。
庭づくりの一部としてデザイン性を重視すれば、住まい全体の魅力アップにもつながり、来客に自慢できるスペースにもなりますよね。
また、愛犬家にとっては 資産価値の向上 という視点も見逃せません。近年ペット可物件やペット向け設備が整った住宅の需要は増しており、将来的に売却や賃貸に出す際も強いアピールポイントになります。
つまりプライベートドッグランは単なる「犬のための場所」ではなく、飼い主の安心・楽しみ・家族の団らん、さらには資産価値まで高める要素を持った魅力的な設備です。
ペットと幸せに暮らすための理想的な住まいを作る上で、今後ますます注目されると思います。
ただ、どうしてもスペース(土地の広さ)を確保するために広めの土地が必要です。当社の新モデルハウスでは、土地が50坪、建物が32坪で計画したものですが、車も2台止めれてアウトサイドリビングも取れているので、50坪近い土地があれば問題ないと思います。
設計するにあたってのポイントをいくつかご紹介します。
①広さの目安
小型犬なら5〜10㎡程度、中型犬なら10〜20㎡、大型犬は20㎡以上が理想です。広ければ広いほど良いですが、スペースに限りがある場合は、走れる直線部分を意識すると効率的です。
②地面の素材選び
芝生は犬の足に優しく自然な印象があります。ただし、日陰や湿気が多いと芝が傷みやすいので、人工芝やゴムチップ、防滑タイルを組み合わせると手入れが楽です。
土や砂利は足裏に負担がかかることがあり、雑草対策も必要です。ちなみに当社の新モデルハウスは人工芝で施工する予定です。
③フェンス・囲い
高さは最低でも1.2m、跳躍力のある犬種なら1.5m以上が必要です。隙間が広すぎない(小型犬がすり抜けない)仕様にし、扉には二重ロックを付けると安心です。周りからの視界が気になる方も多いと思います。その場合、1.8m程が理想です。
④日よけ・雨除け
犬は暑さに弱いので日陰を作るパーゴラ、タープ、植栽があると夏場も安心です。簡易の屋根をつければ、雨の日でも軽い運動ができます。
ポイントを踏まえて設計例をご紹介します。
①庭の一角を囲うシンプル型
庭の半分をフェンスで区切り犬専用ゾーンにすることで、費用を抑えやすくDIYでも挑戦可能です!
②ウットデッキ直結型
リビングの掃き出し窓から直接出られるようにデッキを設置し、その先にドッグランを配置する。
人も犬もアクセスが楽で、ベンチやテーブルを置けばアウトサイドとつながるくつろぎ空間としても使えます。当社の新モデルもこれに近いです!
③外構一体型デザイン
家の外構デザインと一体化し、ドッグランを造園の一部として組み込む形です。目隠しフェンス、植栽、照明、散水設備をまとめると、家全体の見た目や資産価値が大きくアップします。
ちなみに当社の新モデルハウスはガレージスペースとアウトサイドリビングとプライベートドッグランが融合する理想的な空間です!そんな空間を体感してみたい方は、ぜひ7月に開催する完成見学会にお越しください!
いかがだったでしょうか?もしプライベートドッグランをご検討中の方がいましたら参考になれば幸いです。
これからの時代は、家で癒しや楽しみを補助できる環境があれば、家に居る時間が楽しくなります。そんな家づくりをコンセプトに、心の洗濯ができる家をつくり続けたいと思います!^^