空間の質感を大きく上げる、間接照明。ホテルや店舗で以前より取り入れられていましたが、最近ではお家にも取り入れる事例が増えてきました。
お家づくりのお打ち合わせでは、照明については後半戦に打ち合わせをします。一般的な照明であれば後半戦で問題ないのですが、かっこ良い間接照明を取り入れるためには間取り打ち合わせの段階から計画する必要があります。
今回は間接照明について、江原工務店で施工した事例も交えながらご紹介させていただきます。
壁を利用した間接照明
TV裏の天井を掘り込み、間接照明を設置した事例になります。一般的なダウンライトなどと雰囲気が異なり、お店のような雰囲気を演出できます。壁を利用した間接照明をを計画する場合、窓を付けず壁面を残しておくことがポイントです。窓のない壁面であれば、比較的取り入れやすい間接照明です。
カーテンを利用した間接照明
天井までの高さのカーテンの設置部分である、カーテンボックスに間接照明を設置した事例です。カーテンを利用した間接照明は壁面を利用したものよりも事例が少なく、ホテルライクな雰囲気を演出できます。カーテンを利用した間接照明を計画する場合、ドレープカーテンとレースカーテンと照明器具の位置関係や、カーテン自体の質感にこだわることがポイントです。
鏡を利用した間接照明
厚みのある三面鏡の上下に間接照明を設置した事例です。洗面台も併せてこだわると、ホテルライクな洗面空間を演出することが出来ます。三面鏡でなく一面鏡でも、造作を施し後ろの壁面と凹凸を付けることで設置可能です。壁面やカーテンだけでなく、鏡や棚・カウンターなどの造作部分にも間接照明を取り入れることは可能です。
まとめ
今回はご要望の多い間接照明について、事例を交えながらお話させていただきました。間接照明は照明の中でも、事前の計画がとても重要な照明となっています。間取りの打ち合わせ段階から間接照明を設置したい箇所を検討し、事前に窓を設置しないようにしたり、造作を施すことで、イメージした間接照明を実現することが出来ます。
間接照明についても、ぜひお気軽にご相談ください😊