構造材へのこだわり
弊社では構造材を国産の無垢ヒノキ材を標準仕様としています。それにはそうすべき理由が多くあるからです。
軸組工法は国内木造建築の伝統的な工法で、その長い歴史から在来工法とも呼ばれ、先人の知恵と工夫を活かしつつ現代の技術によって今も進化を続けています。
歴史があり、信頼性の高いこの在来工法を国内の無垢ヒノキ材で実施することにこだわりを持って使用しております。
木材の強さ
木材の特性は、鉄骨や鉄筋コンクリートと比較して「軽くて強い」ところです。
同じ体積なら木材が軽いことに異論は無いと思いますが、強いと言うことには違和感があるかもしれません。
実は、同じ「重さ」で比較した場合、木材が鉄やコンクリートに勝る強さになります。
材料の強度(引張強度、圧縮強度、曲げ強度)を材料の密度や比重で割った値を比強度といい、木材はこの比強度が非常に優れています。
ヒノキ材にこだわる理由
ヒノキは構造材の土台、柱に適しています。
一般的な柱として、栂、杉などがありますがヒノキと比べると部材ごとの強度にバラつきが多く、全体的な強度として最適なものがヒノキになります。
ヒノキは水に強く、ヒノキ風呂など耐水性が必要な部材に使われ、建物の土台や柱など、湿気やシロアリの被害が考えられる部分に最適な材料になります。
また、ヒノキへのこだわりとして、そこに含まれる各種成分による鎮静作用、殺菌作用、消臭作用などが人の身体と心を良好にしてくれる作用があります。
・湿度を調整してくれる機能がある。
・外気温度から室内の温度を守る断熱効果がある。
・強度が実証されている。
・伐採されてから乾燥する程強度が増す。
・集成材の強度を超えていく。
・殺菌作用によりシロアリを寄せ付けない。
まとめ
弊社がヒノキを使用する理由は、元大工棟梁の社長が木造住宅の耐久性を一番に考え、家の空気環境を重視しているので、無垢のヒノキ材に勝るものはない!とこだわっております。