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高気密と自然素材の関係

江原真二

 当社では、内装の床や壁、構造材にいたるまで自然素材の無垢材を使うことにこだわっています。

なぜ当社が無垢材にこだわるのか?それは家の中の空気環境をできるだけキレイにしたいという思いからです。

最近は高気密・高断熱のお家が多くなりました。コロナによって世の中が激変し、日本もいよいよインフルの時代を迎えることになると思います。

インフレによって光熱費などに関わるエネルギー価格が高騰し、個人の家計にも影響を与えています。

今後家つくりをするのであれば、省エネ住宅は必須の中、高気密・高断熱にすることは避けられません。高気密・高断熱とはどのようなことか、皆様はしっかり理解しているでしょうか?

高断熱は壁の断熱材やサッシの性能を向上させ、夏は外の暑さが室内に伝わらないように、冬は室内の暖気が外に逃げないようにするための欠かせない項目です。

ただ、いくら断熱性能を良くしても家には隙間というものが存在します。目には見えませんが、材料と材料のつなぎ目や換気の穴など、いたるところに隙間は存在します。

その隙間をできるだけ少なくすることで、室内の暖気や冷気を逃がさないようにすることが可能になります。

高気密とは、その隙間が少ない家ということになります。C値という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、C値が気密性のことを言います。

気密性の高い家は、家の中の空気環境にも影響があり、24時間換気で空気を入れ替えますが、できるだけキレイな空気が室内にあった方がいいに決まっています。

当社では、基本的に内装の床材を無垢材を取り入れ、壁は珪藻土の塗り壁を標準仕様に取り入れています。

もちろんコストの問題もありますので、仕様により使い分けていますが、当社のおすすめとしては、高気密の家には自然素材をできるだけ使いたいものです。

当社では間取りにもよりますが、標準仕様でC値を0.2~0.5以下に収まるようにつくっています。気密試験を繰り返し、隙間がどのように発生するかを日々研究しております。

当社の家は壁内に発砲ウレタンを使うことで、隙間をほぼカットすることが可能です。グラスウールと比べるとかなりその点では有利になります。

これからの時代は、いかに光熱費を安くしてランニングコストを下げれるかはとても重要になりますので、そこはしっかり見極めなければなりません。

室内の空気環境はとても重要です。快適で健康な安全な家づくりをこれからも追求していきたいと思います。

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江原真二

江原工務店社長の江原です。
私たちはお客様それぞれの生活にあった家、またお客様がそれぞれ描いている理想の家を 出来るだけ形にしていきたいと思っています。
もしよかったら、あなたの家に対する夢を お聞かせください!!

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