皆様こんにちは、代表の江原です。６月といえば梅雨時期になりますね。
毎年のことですが、この時期になると雨で現場の工事が思うように進まず、監督や職人さん泣かせの時期になります。
できるだけ余裕をもって工程を組んで雨に備えて準備したいと思います。
さて、家づくりについてですが、今年はコロナウイルスによって木造住宅業界にいよいよ大きな影響が出てきています。
木造住宅に欠かせない木材が高騰しているどころか、木材が足りない状況になっており、今後の上棟や施工に影響が出てきております。
今回のウッドショックは簡単に説明すると、輸入の木材（集成材、ツーバイフォー材、米松材）などが、いち早く経済を回復させつつあるアメリカや中国の急速な住宅需要によって輸出を制限され、日本に入ってこない状況になっていることが挙げられます。
また、それをカバーしようと代わりに国産材を使おうとする業者が急速に増えたことで、国産材も高騰し足りない状況になっています。
私も長年建築業界に携わってきましたが、今回のようにここまでひどい状況は初めての経験で、正直困惑している状況ですが、当社では基本的な構造材（土台、柱）はすべて国産の無垢材を使っているので、集成材を構造に使っている会社から比べると少しは助かっていますが、上記で述べたように、国産材が高騰していることについては免れられないので、その対応に追われる毎日です。
今後の状況についてはまだどうなるかわからない状況ですが、今後木材の値段がさらに高騰する恐れもあり、油断ができない状況が続いています。
できるだけお客様にはご迷惑が掛からないようにしたいのですが、かなり厳しい状況であることは否定できません。
当社では現場がストップするようなことがないように、日々木材の確保に努めており、今のところは予定通り進んでおります。家づくりの計画は今まで通り進めることは可能ですので、家づくりをお考えのお客様はいつでもお越しください！
