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住まいの価値とは?

江原真二

 一生に一度になるかもしれない住まいづくり、家づくりをするにあたって、これからの住まいは何を重視しなければならないのでしょうか?

もちろん人それぞれ考え方は違うと思いますが、私の考えではこれからの住まいは、住んだあともお施主様に価値を与えられるものでなければならないと思います。

コロナや戦争によって世の中が大きく変わってしまいました。デフレからインフレに変わり物価が高騰する中、光熱費が上がり続けています。

家づくりは建てて終わりと思っている方も多いと思いますが、実際は住んでからもいろいろな経費が掛かってきます。もちろんメンテナンス費用も掛かりますが、長い間住むことを考えると、光熱費を含めたランニングコストは大きいです。

例えば月々の電気代だけを考えても、仮に電気代がオール電化で月15000円としても、年間で18万円、10年で180万円、30年で540万円もかかります。毎年のように光熱費が上がり続けている今を考えると、この金額はこれからさらに上がり続けることは間違いありません。いかにしてこの電気代の負担を減らせるかということは、今後の家づくりで必須の重要項目になると思います。

そのためには何が必要か?もともと電気をあまり使わない住まいにすることが必要だと思います。ドイツで主流のパッシブハウスは、家の性能(断熱性、気密性)を高くすることと、太陽の光をコントロールする間取りにすることで、自然エネルギーを利用するエコハウスです。太陽光でゼロエネにすることも必要ですが、もともと電気を使わない住まいを考えることは、今後の家づくりで必修になってくると思います。

当社の住まいイースタイルはこのパッシブハウスの要素を取り入れた間取りや外観をもとに、さらに壁掛けエアコン1台のみで冷暖房をまかない、住んでからのランニングコストを削減することを考えた住まいです。

その分イニシャルコストは上がりますが、住んだあとに元を取り、30年先を考えるとプラスになっていく住まいです。これがお施主様にとって価値につながります。そして、光熱費だけのことではなく、24時間家中がほぼ均一な温度になることで、どこにいても快適な温熱環境で過ごすことができます。

人生で一番重要なことは、間違いなく「健康」だと思います。場所によって家の中の温度差が激しい家では、この健康に負担を強いられることは間違いありません。部屋の温度差によっておこるヒートショックは代表的なもので、家が危険な場所になってしまっては本末転倒です。

住まいを建てる価値とは、そこに暮らすご家族が「健康でしあわせな家族づくりができること」だと思います。それを実現する住まいをつくることが当社の理念です。

家づくりにはたくさんの費用が掛かります。つい安いものにひかれてしまう気持ちは痛いほどわかります。しかし激変した世の中で、住んだあとに後悔しない住まいはどんな家か?それは長く住む間自分たちをバックアップしてくれる住まいだと思います。

2020年以降、世の中は変わりました。それをもとに、私たちの家づくりに対する考え方も大きく変わりました。時代は常に進化し変わり続けていきます。そのことをしっかり見据えて住まいづくりに取り組んでほしいと思います!

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江原真二

江原工務店社長の江原です。
私たちはお客様それぞれの生活にあった家、またお客様がそれぞれ描いている理想の家を 出来るだけ形にしていきたいと思っています。
もしよかったら、あなたの家に対する夢を お聞かせください!!

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