こんにちは!住まいるアドバイザーの相馬です。
今回も前回に引き続き、収納についてお話していきたいと思います。
今回は子供部屋の収納についてお話しします。
子供部屋に収納したいもの
子供部屋に収納したいものには、どんなものがあるでしょうか?
よくご要望いただくのは、
・衣類
・布団・寝具
・本・教材
・おもちゃや小物
などなど。子供部屋に収納したいものは、衣類や布団などから、本やおもちゃなどかさばるものも多くあります。収納はたくさんあった方がいい!子供部屋にも造り付けの収納がほしい!との声は根強くあります。ただ、子供部屋をお子様の部屋として使う期間は、実はそんなに長くないものです。小学校高学年~高校生まで、大学生になったら巣立っていく・・・と短い場合を考えたとき、子供部屋としては10年も使わないことだってあります。そのため子供が巣立ったあとはどのようにその部屋を使うかも含め、将来を想像しながら収納計画をしていくことが大切です。
いろいろな子供部屋の収納
①クローゼット・押し入れ型
一般的な、扉付きの造り付け収納です。布団を収納する場合は、奥行きの深い押し入れ型にしておくと便利です。お友達が遊びに来た時も、扉が付いていることでお部屋をすっきりと見せることが出来ます。収納量も確保できますし、やっぱりあると便利なものです。
②オープン収納
クローゼット・押し入れと同様の収納ですが、扉を付けない造り付け収納です。最近ではリビングに家族が集まるよう、あえて子供部屋をコンパクトにされる方が多いです。そういった場合、扉付きの収納を造り付けると圧迫感が出てしまいがちです。思い切って扉を付けないことでお部屋も広く見えますし、収納が見える状態のためお子様に整理整頓の癖がつくかもしれませんね!最近流行りの収納です。
③収納を造らない!
造り付け収納は一定の収納量が確保できる点がメリットですが、簡単に取り外すことができない点がデメリットです。特に子供部屋の場合、子供部屋としての役割が終わった後ご主人の書斎にしたり奥様の趣味部屋として活用したり・・・フレキシブルに使えるようにしておくと便利です。収納を造り付けない場合、こういったフレキシブルな変化にも対応しやすいです。最近では家具屋さんで様々な収納家具が用意されていますし、造り付け収納以上にご自分に合った使いやすい収納家具を見つけやすいです。ただ収納家具を採用する場合は、地震が起きても倒れにくいよう安全性の確保も大切です。
子供部屋の収納は、将来をふまえた計画を!
子供部屋は他のお部屋と異なり、使い方が変化していくお部屋です。子供部屋として使う期間を踏まえ、お子様のための収納としてももちろん、子供部屋の役割が終わった後のお部屋の収納として、便利な収納を選択したいものです。固定概念にとらわれず、ご家族のライフスタイル・将来に合った収納を計画しましょう!子供部屋の収納計画についても、お気軽にご相談ください(^^)