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今年も1年間ありがとうございました!

江原真二

 今年も残すところ約1週間になりました。日々が過ぎ去る時間が年々早く感じられます。歳をとった証拠ですね。(笑)

今年も1年間本当にありがとうございました。来年も皆様の住まいづくりに貢献できるような家をつくるために努力して参ります。

来年も宜しくお願い申し上げます。

-モデルハウス-

今年、当社のモデルハウスが5月に完成し、約半年間エアコン1台の家がしっかり機能しているかを体感して参りました。

当社の家「イースタイル」は、設計原則があり標準設定が40坪以下の家に対し、吹抜けスペースを1.5坪確保するということと、パッシブ設計を取り入れることが条件でエアコン1台稼働でまかなえる設定になっています。

今回建てたモデルハウスは、ガレージ部を除けば、室内の床面積は約41坪で、しかも吹抜けがほぼありません。その状態でどのくらいエアコン1台でまかなえるかを調査して参りました。

まず、規定として1年間を通してエアコンを稼働する時期は、夏の約3ヵ月、冬の約3ヵ月のみ、そのほかの春と秋はエアコンは稼働しません。夏と冬の計約6ヶ月間のみ24時間稼働になります。

そのことによって年間の光熱費の削減につながり、20年~30年先を見据えれば、イニシャルコストを回収できる家です。

今回モデルハウスに関しては、まず夏ですが、6月後半から9月末まで2階の冷房1台を稼働し、22度自動設定で24時間稼働しています。その後約3ヶ月間放置状態ですが、室内温度は、1階の平均温度が24度、2階の平均温度が約23度と、家中ほぼ均一温度を保つことができています。

ただ、8月の一番熱い時期、外気温度が35度以上の時は、さすがに1階の温度が上がり、26度ほどになった時もありました。

その時は少しの間、1階エアコンを補助運転することで、すぐに23度前後にすることができました。床面積も40坪以上あり、吹抜けスペースもほぼない状態ですが、これだけの状態で温度を保つことができているので、夏は問題ないようです。

そして冬ですが、11月後半から1階の暖房1台のみを23度自動設定で稼働し始めました。今のところ12月24日時点では、1階の温度は平均約23度と、ほぼ問題ないですが、2階の温度が約18度~23度前後に変動しています。

この状態の原因は、パッシブ設計のため晴れた昼間は日が入り23度前後になりますが、夜や雨で日が当たらないときは温度低下につながっているようです。そして一番の原因は、やはり設計原則の吹抜けスペースがほぼないことと、床面積が40坪以上あるということが原因だと思います。

やはり設計原則をしっかり守らないと、冬は少し温度差が出るようです。

しかし、温度差はありますが快適そのものです。18度のときでも寒さはほぼ感じないので、問題はありません。

今回は設計原則をオーバーしているモデルハウスでの検証になりますが、その状態でもほぼエアコン1台でまかなえることがわかり、設計原則をしっかり守ればまったく問題ないことがわかりました。

今後、設計原則を守って建てたお客様の家が完成してくれば、見学会も開催できると思いますので、ぜひ体感しに来ていただけると幸いに思います!

体感するとわかりますが、やはり家中の温度がほぼ均一の家は最高にいいですね。今の私の自宅は普通の家なので、部屋から出ると寒くて違和感を感じます。やはり家の断熱性能は重要だなと実感しています。

モデルハウスの現状報告は以上になります。

それでは年末、よいお年をお過ごしください!^^

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江原真二

江原工務店社長の江原です。
私たちはお客様それぞれの生活にあった家、またお客様がそれぞれ描いている理想の家を 出来るだけ形にしていきたいと思っています。
もしよかったら、あなたの家に対する夢を お聞かせください!!

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