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家の防犯

勝彦 Katsuhiko

注文住宅を検討するにあたり、考えておかなければならないことは多岐に渡ります。間取りはもちろんのこと、陽当たりや風通し、水回り設備に電気配線など、今だけのことでなく将来のライフスタイルやファミリー計画も踏まえて考えると、時間がどれだけあっても足りないと感じるのではないでしょうか。その中でも、つい忘れがちなのが防犯対策です。注文住宅を検討する時に考えておきたい、住まいの防犯対策について、どのような方法があるのかを整理したいと思います。

窓対策

当たり前ですが、窓のサイズが小さいほど防犯性は高くなります。住宅性能評価基準の中では、400㎜×250㎜以下であれば、人が侵入できないとされています。デザイン性のことも考えて窓を検討するなら、およそ200㎜以下の縦長、もしくは横長窓であれば、空き巣の対策として効果が高いため目安にしてください。洗面所やトイレ、お風呂などは、不要なら窓を設置しない、もしくは開閉しないFixの高窓にするという方法もあります。

また、リビングの掃き出し窓など、比較的大きな窓は、ガラス自体を防犯ガラスに変更しておくという方法もあります。他には、面格子などを付けるという方法もありますが、商品によっては簡単に外せてしまう面格子もありますので、万全ではないかも知れません。

外構での工夫

庭の仕上げで砂利を敷くことがありますが、防犯対策を強化するには「防犯砂利」を敷いて、誰かが家の周りを歩いたら、砂利を踏みしめる音がするようにしておきます。特に家の裏側など、人目につかない物影などは、防犯砂利で対策をすると良いでしょう。

それと防犯の抑止力として、防犯砂利と並んで有効なのは、人感センサー付き照明の採用です。一般的には玄関や駐車場で使用することが多いのですが、防犯対策としては、自宅の裏側や人の目が届きにくく死角になりやすい場所に、人感センサー付き照明で対応することで、空き巣の抑止力になります。

ホームセキュリティー

防犯対策を強化するための方法として最もコストはかかるものの、効果が高いのがホームセキュリティーを導入することです。新築時に導入すれば、玄関や勝手口、各窓にセンサーを取り付け、合わせて火災報知器なども設置することで、出掛ける際の施錠忘れや火災などにも対応することができます。

導入コストと維持費が掛かるため、導入する方の割合は低いですが、常に外部で監視してもらえているという安心感は絶大ですし、万一の時もスタッフが駆けつけてくれます。

今すぐできる事

家の周囲に、足場になるような物を置かないようにしましょう。車のタイヤやエアコンの室外機も足場になる可能性があるくらいで、ましてやハシゴなどは絶対に置きっぱなしにしてはいけません。

空き巣は、犯行前に何度かターゲットの家を下見に来ると言われています。何時頃に出かけて何時頃に帰宅するのか、曜日によっての行動パターンの違いはどうかなど、細かくチェックしているそうです。

その際に、家の周りが散らかっていたりすると、だらしない人が住んでいるのではないかとターゲットにされやすいとも言われます。最も重要な防犯対策は、自宅をターゲットにされない、狙われないことです。

まとめ

防犯対策は、1つだけやれば安心という訳ではなく、ターゲットにされにくく、さらに狙われても簡単には侵入させないよう複合的にやっていく必要があります。

またホームセキュリティー以外は、それほどコストがかかる訳ではなりませんので、意識さえすれば取り組めることばかりです。ぜひ、注文住宅の検討時には検討してみてください。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。

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この記事を書いた人
勝彦 Katsuhiko

はじめまして、家づくりアドバイザーの蓬田(よもぎた)です。
実は私もココ江原工務店で家づくりをしました。(OBです!)
江原工務店で家づくりを経験した私だからこそ江原工務店の良さを皆さまにしっかりお伝えできると思います。
皆さまの家づくりを全力でお手伝いしていきたいと思っておりますので家づくりでお悩みの方、ぜひご相談をお待ちしております!!

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