シンプルモダンな住宅はデザイン性が高く、数ある住宅の中でも人気の住宅となります。
モダンな家を建てたいという方や外観が気になる方、モダンな家にしたいけどもイマイチ上手くいかないという方は、ぜひ参考にしてください。
モダンな外観の家にする時のポイント
数ある色の中でも際立ってシンプルな白と黒とグレー。
そしてシンプルモダンな外観の家にする場合はこの白と黒とグレーをベースにするのが基本となってきます。
シンプルな色を使うことでグッとオシャレな家に近づけることができるんですね。
色の使い方としては、たとえばベース部分を白にした場合はアクセントに黒かグレーを、反対に黒かグレーをベースに使った場合は白をアクセントに使うと色の対比が綺麗に見えるようになります。
また、白と黒とグレーだと少し色が極端すぎるので、もう少し柔らかい印象にしたいという場合は濃紺やシルバーを取り入れ、落ち着いた色の木材を使ってもモダンな印象を出すのもいいですね。
その場合も意識しておきたいのはモダンな家にする場合は何色も使うのではなくできる限り色数を絞る。
窓や玄関の配置
外観を決める要素としては、家の形や色の他に「窓」や「玄関」も大きな要素となってきます。
では、モダンな家にする場合はこの窓や玄関を「できるだけ目立たせない」ことが重要になります。
モダンな印象を出すにはシンプルに見えることが大切なので、たとえば窓のサイズや形がバラバラだと窓が目立ってしまいうるさくなって見えるのでモダンな印象からは離れてしまいます。
反対に窓や玄関を目立たないようにすることで家の外観はグッとモダンに近づけることができるようになるんですね。
具体的な方法ですと、家がよく見える場所、たとえば道路側などにできるだけ窓や玄関を配置しないという方法があります。
これには間取りの段階で工夫が必要となりますが、道路側に収納など窓があまり必要のない部屋を配置したり、道路面以外の場所に玄関を配置するような間取りにしておくことでモダンな外観なります。
また、玄関が見える場合は玄関の存在感をできるだけ消すようにするのも良い方法です。
たとえば窓や玄関といった開口部のラインは揃えることでスッキリ見えるようになりますし、玄関ドアの色を外壁に合わせることで存在感はかなり少なくできるんですね。
窓の大きさや形を揃えたり、反対に意図的にランダムに窓を配置することでモダンに見せるなどの方法が効果的です。
窓や玄関というのは外観を決める大きな要素になってくるので、モダンな家を目指す場合はどれだけスッキリ見えるかにこだわりたいですね。
要素を減らす
モダンな住宅にする場合、できるだけ見える要素を減らしてシンプルに見せるのも大切なポイントとなってきます。
たとえば屋根の破風は小さくするほど外観がシンプルになってモダンな印象が強くなりますし、雨樋や換気口なども目立たない場所につけることでスッキリ見えるようになります。
その他には家の形に凸凹がある場合も上下階で揃えることも効果的です。
要素を減らせない場合は要素を揃えることで家をキレイにシンプルな見せ方ができますね。
あとはモダンな家にする場合は外構にも気を配りたいですね。
外構もできるだけシンプルな部材を使うことで全体のバランスを取るのに役立ってくれます。
塀を作る場合もルーバー状の物にするなど軽さを出してみるのも効果的ですよ。
モダンな家にする時のアドバイス
窓や玄関をできるだけ目立たせないと先ほどお伝えしましたが、実は間取りが出来上がってしまうと窓を動かしたり形を変えるというのは難しくなります。
モダンな外観にしたい場合は間取りと外観の2つを見比べながら間取りの打合せをしていくのが大切になってきます。
モダンな外観の家にする場合は外壁に白を使うことも多くなりますが、モダンな住宅はデザイン的に軒の出をあまり出さないことも多く、その分だけ外壁が汚れやすい一因となってきます。
最初はモダンでカッコいい家でも、時間が経つにつれて雨だれなどの汚れが目立つようになってしまうと悲しいですよね。
そうならないためにも、外壁材ではできるだけ汚れに強いものや耐久力が高いものを使うようにしておくと、長い時間お気に入りの外観をキープできるようになるのでオススメですよ。
まとめ
シンプルモダンな家は都会的な雰囲気が最大の魅力となります。
シンプルな分だけ家全体をいかに上手くまとめられるかが、大きなポイントになってきます。
窓などの素材をどれだけ目立たせず家に自然に溶け込ませるか、また要素を目立たせないようにするために間取り打合せの段階で外観もしっかり確認しながら家づくりを進めるのが大切なんですね。