最近50歳を過ぎて、私も自分の体の健康のことを今まで以上に考えるようになりました。人の体の健康に最も影響するものとは何でしょうか?そう考えたとき、私が一番大切だと思っていることは、「人の体に入るもの」です。
それは、食べ物と空気です。
食べ物に関しては、若いうちはそんなことも気にせず、食べたいものを食べたいだけ食べてきて、健康のことなど考えたこともありませんでした。
しかし、40歳頃からその影響が歳をとるたびに感じてきて、いろいろ調べてみると、普段食べているものが添加物だらけなど、身体に悪影響を及ぼすものがたくさん入っていることに気が付きました。
それ以来、食べ物に関しては何が含まれているかや、どんな栄養素が含まれているかなどをしっかり管理しながら食べるようになりました。50歳を過ぎて、さらにその気持ちが強くなりました。
今ではしっかり食べるものを厳選しながら、量に関しても制限しつつ、足りない栄養はサプリメントで補うなど、しっかりと管理しています。
そしてもう一つは空気です。
空気環境を整えることができる場所、それはマイホームです。外出している間はどうにもなりませんので、せめて自宅にいる間は、きれいな空気環境で過ごしたいものです。
空気は人の口から体に入る酸素です。酸素は血管を通して体の隅々まで流れていき、脳にも運ばれることで人は機能します。
そう考えると、有害なものを含む酸素を吸うと、肺や血管は元より、身体に悪影響が及ぶことは普通に考えれば感じることだと思います。
当社がずっと自然素材にこだわってきているのは、自宅にいる間だけでもできるだけキレイな空気を吸いたい。もちろん癒しの効果も合わせて、自然素材のメリットを活用したいからです。
最近では、省エネ住宅が必要不可欠になってきましたが、高気密・高断熱の家であれば尚更のこと、家中の空気はできるだけキレイにしたいです。
もちろんしっかり換気されているので、同じ空気がずっと家の中に存在するわけではありませんが、高気密という環境の中で有害な物質を吸収し、きれいにして放出してくれる自然素材に囲まれていれば、家中の空気環境は変わってきます。
食べ物も空気も同じですが、短い期間ではそれを感じずらく、長い間住むマイホームだからこそ、住んでから10年、20年、30年と時間が経つにつれてそれを実感できると思います。
人の細胞は食べ物と吸い込む空気によって形成されていると言っても過言ではありません。健康な体をつくるためには、できるだけそこにこだわりを持って生きていきたいと思っています。
もちろん自然の物やこだわったものは費用も高価になりますので、すべてをそこにつぎ込むことはできませんが、自分の体の健康を考えたら、できるだけ取り入れていかなければいけないと思います。
ちなみに私はそんなことを気にし始めてから日々改善して、どんどん健康になっていると実感しています。
自分の体、家族の体をつくる環境はとても大事です。できるだけそこを意識しながら、これから家づくりを考えてほしいと思います。
皆様が健康で楽しい毎日を過ごせることを願っております!