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間取りトレンド

早都未 Satomi
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こんにちは!住まいるアドバイザーの相馬です。

お家づくりをする際にとっても大事な間取り。間取りのご要望は時代によって様々です。インターネットやSNSなどでも間取りトレンドの記事や情報が多く発信されているかと思いますが、設計担当として私が日々お客様と打ち合わせをしている中で多くいただく最近のご要望について、今回はお話したいと思います。

1階完結型間取り

最近最も多いご要望に感じます。1階完結型間取りとは、その名の通りですが1階で家事が完結する間取りです。具体例を挙げると、1階にLDKだけでなく浴室、洗面脱衣室、ランドリースペース、ウォークインクローゼットまで配置したような間取りを指します。従来より浴室や洗面脱衣室は1階に配置することが多かったのですが、それに加え洗濯物を干すランドリースペース、乾いた洋服をそのまましまうことのできるウォークインクローゼットまで配置することで、毎日の重労働である洗濯がとても楽になります。

1階完結型間取りの例

ただ1階の面積が2階の面積に対して大きくなるため、建築コストが上がる傾向があります。そのためご予算に合わせ1階にどれほどの機能を持たせるか、検討が必要です。

バルコニー無し

こちらも最近とても多いご要望です。従来は1階の洗面脱衣室にて洗濯をし、2階のバルコニーで洗濯を干すのが当たり前でした。ただ最近は重たい洗濯物を持って2階に上がる手間であったり、夫婦共働きで夜に洗濯をするため外に干さないという方が増えました。また外干しによる花粉やPM2.5の付着に対し、抵抗感を持つ方も増えたように感じます。そしてバルコニーは10年~15年に一度程度メンテナンスが必要になるため、その手間やコストを見越しバルコニーを無くし、室内にランドリースペースを設ける方が増えています。

2階ホールを利用したランドリースペース

2~3帖のランドリースペースを設けるのが理想ですが、間取り、ご予算との相談が必要です。簡単な方法だと、洗面脱衣室に物干しを設置したり2階ホールに物干しを設置することでも代用可能です。LDKや寝室に着脱可能な物干しを設置する方もいらっしゃいます。

玄関近くの洗面台

コロナ禍において、帰ってきたらすぐに手を洗うという動作が習慣化されたと思います。そのため間取りにおいては、玄関近くに洗面所を設けたいとのご要望が増えました。従来は玄関から直接LDKに入る間取りが人気でしたが、LDKに入る前に手を洗いたいと思う方が増えているように感じます。

Panasonic・洗面ドレッシングシーライン

間取り上洗面所を玄関近くに設置することが難しい場合、小さなセカンド洗面台を置くことも一つの選択肢です。

まとめ

最近お客様とのお打合せにて増えてきたと感じるご要望を、以上に挙げさせていただきました。最近ではコロナ禍を踏まえ、特に間取りのご要望が大きく変化したように感じます。間取りは時代の変化によってトレンドが異なります。トレンドも踏まえつつ、予算も加味しながらご自身・ご家族に合った間取りを検討していきましょう!

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