こんにちは!住まいるアドバイザーの相馬です。前回に引き続き、今回も収納についてお話ししたいと思います。今回はリビング編です。
リビングに収納したいもの
リビングに収納したいものには、どんなものがあるでしょうか?意外と想像しにくい部分かもしれません。
よくご要望をいただくのは、
・掃除用具
・生活用品のストック
・おもちゃ
・本や雑誌、書類
・その他、こまごまとしたもの
などなど。リビングは家族みんなでくつろぐ場所ですが、どうしても物があふれやすく、ここにも収納があったらいいのに!と思うことが多くあると思います。
いろいろなリビング収納
①間取りに組み込む
備え付けの収納スペースを、リビングの一角に組み込んでおく方法です。木造在来工法だと、柱心で幅91㎝×奥行91㎝や、幅91㎝×奥行45㎝の大きさの収納などを間取りに組み込むことが多いです。天井までスペースを使えるので、ある程度の収納を確保できます。収納の中には大きく区切る棚板を2枚程度付け、その上で好みの収納小物を入れたり、可動棚を備え付けたりもします。
②システム収納を設ける
TV周りなど、壁面に収納を設置する方法です。収納メーカーからたくさんの収納ユニットが発売されているので、好みに合わせて組み合わせることが出来ます。お値段は少々お高めですが、収納量を確保しながらも空間をおしゃれな雰囲気にすることが出来ます。また壁に固定するので、地震の時に倒れたりすることもなく安心です。
③見せる収納を設ける
備え付けの棚などに、物を飾りながらも収納する方法です。インテリアの一部になるので、日ごろから整理整頓が必要です。おしゃれに見せるには、置き方のバランスや物の量も考えなければならないので、収納の中ではちょっと上級編かも・・・!?地震の時には中の物が落ちてしまう可能性もあるので、落ちてきて危険なものは置かないようにしたり、転落防止パーツを取り付けるなど注意が必要です。
リビングも収納計画が大事!
生活をしていると、リビングにはどうしても物があふれがちです。そして物がたくさんあると、せっかくインテリアにこだわって作ったお家も生活感満載でちょっと残念・・・となりかねません。住み始めてからチェストや引き出しなど、収納家具を買うことでまかなうことも出来ますが、生活スペースを圧迫してしまうので、お家づくりの段階で収納計画も立てていきたいですね。