7月1日からレジ袋が全国で有料化になりましたね。
海に流れ出たプラスチックごみによる環境汚染の問題を受けて、消費者のエコに対する意識改革のため身近なプラスチックの代表例であるレジ袋の消費量見直しが求められている。
日本は、国民一人当たりのプラスチックの容器や包装のごみの量が世界2位。レジ袋については国民一人、一日一枚は使っているといわれる使い捨てプラスチック大国といわれているようです。
プラスチックごみによる海の汚染が世界的に大きな問題となり、またそれを燃やすことで地球温暖化につながることが懸念されている中、日本は取り組みが遅れているという批判があがっていました。
プラスチック製のレジ袋については、世界の多くの国が使用を禁止したり、有料化を義務付けたりしています。このため、政府は東京オリンピック・パラリンピックで多くの外国人観光客がくる前になんとかしたいと、7月1日から有料化を義務付けることになりました。レジ袋をきっかけに、使い捨てプラスチックに頼るライフスタイルの変革につなげたいという狙いがあります。
しかし有料化から例外の袋があります。
植物などを原料とするバイオマスプラスチックを25%以上配合した袋と、海洋生分解性プラスチックの袋。
バイオマスのプラスチックは、トウモロコシやサトウキビなどが原料で光合成の際に二酸化炭素を吸収しているため、ごみとして燃やして二酸化炭素がでても、地球温暖化にはつながらない。また、海洋生分解性のプラスチックは、海の中で微生物によって分解されるため、生態系などに悪い影響を及ぼす心配がないというのが理由のようです。
今だからできる事、マイバッグを持ち歩く習慣を身につける事やマイ水筒、マイはしを持ち歩いて、必要のないペットボトルや使い捨てのフォーク、ストローは使わないようにする。
レジ袋をきっかけに、使い捨て文化の見直しにつながるよう、社会全体で考え行動しなければいけない時にきているんですね。
それでは、また ^^/