こんにちは!
あっという間に今年も年末となりました!
冷え切った身体に温かいお風呂が嬉しい季節ですね♡
今回はお風呂のリフォームについてお話ししたいと思います。
大抵の方は「ユニットバス」と言われる既製品(現場組み立て式)のお風呂を利用していると思います。(弊社の新築工事でもユニットバス採用)
中にはタイル貼りの寒~い浴室を使われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった寒い浴室でのヒートショックによる事故も後を絶ちませんね💦
「家庭の浴槽での溺死者数」年間約5000人。
事故の中でもよく耳にする交通事故と比べてみると「交通事故での死亡者数」は年間約4000人で、浴槽で溺死してしまう人の方が多い計算となります。
もし今、不自由を感じているのなら、この機会に安全で温かい浴室にリフォームするのも良いですね!
★ユニットバスのメリット
・工期が短く、大量生産のため安価・劣化などによる漏水などの心配が少ない
・お掃除がしやすい
・基本的に入口段差が5㎜以下のユニバーサルデザイン
・メンテナンス部材が購入できる(メーカーが保有期間に限る)
・手すりをはじめ、打たせ湯・肩湯などいろいろなオプションがある。
★ユニットバスのデメリット
・サイズのバリエーションがたくさんあるが、合わないものもある
・温泉水が使用できない(伊東・熱海・湯河原・箱根の方はご注意ください)水道水はOKです。
・・・硫黄成分がコーキング(部材をつなぐシリコン剤)をチリヂリに分解するようです。
・好きな材料が選べない(ヒノキ浴槽、御影石の床など風情がありますよね)
・既存窓の位置とサイズによって設置が難しいため、窓の交換が必要になる場合もあります。
ユニットバスの工事はだいたい1週間ほどで完了します。
月曜日・・・解体・撤去
火曜日・・・腐敗した土台や柱の補修があればその工事
水曜日・・・電気・給水給湯・排水などの設備工事
木曜日・・・土間コンクリート打設
金曜日・・・ユニットバス組み立て
土曜日・・・電気・給水給湯・排水の接続工事、その後、入浴OK♪
こんな感じですが、思ったより短期間ですよね!?
家の骨組み(土台や柱)の傷み具合によって工期異なります。
1週間ほどはスーパー銭湯などを利用していただくと気分転換にも良いかも知れませんね(笑)
それから、浴室と洗面脱衣場は隣接しているので、洗面化粧台の交換工事を一緒にされる方が多いです。
ユニットバス工事完了の次週に洗面脱衣室を綺麗にしたりします。
私個人としては、
1.洗い場の床が電熱で温かくなる浴室(パナソニック)
2.車載音響機器メーカーのクラリオン製のフルデジタルサウンド楽しめる浴室(リクシル)
3.犬の爪のひっかきにも強く肌触りの良い人造大理石の床(クリナップ)
4.熱が逃げないで、汚れないブラインド内蔵の窓ガラス(リクシル・YKK)
5.全自動で浴槽掃除をしてくれる浴室(ノーリツ)
6.カビが発生しないプラズマクラスター搭載の換気乾燥暖房機搭載の浴室(リクシル)
7.洗面脱衣室をガラスで仕切った開放的な浴室
がいくつか叶えば嬉しいです(#^.^#)
画像をいくつか載せましたが、昨今のユニットバスは「単なる入浴スペース」から「時間を楽しむスペース」に変化しています。
この画像のモデルは「年配の男性」!
最初に見た時には衝撃でした(笑)
メーカーのカタログのモデルといえば「清潔感のある若い女性のタオル巻姿」だったと思いますが、世の中のニーズとしては「熟年層ほど豊かな時間を過ごすべき」ということですね。
若い世代は「シャワー浴」が多いそうなので、適度な清掃性が求められれば良いのかもしれません。
悩んでいたり、わからないことがあればお気軽にご相談くださいね!
では、また(^o^)丿