最近テレビで「睡眠の質」特集を見ました。食べ物や就寝前にやるべきことなど、睡眠の質を上げる方法はさまざまです。
とは言え、一番大事なのは、やはり睡眠環境(寝具)です。ひとりで寝ている方は、自分にあった寝具や室内の明るさ、温度など自由に決めることができますが、ご夫婦やパートナー、お子さまなどと寝ている方は自由にはなりません。
今回は、夫婦(パートナー)同室での寝具について紹介します。
夫婦の寝室におすすめのベッドサイズはシングル?セミダブル?ダブル?新築時には、どんなベッドをどこに置くか決めておく必要があります。
寝室の広さが決まっている場合は、置けるベッドのサイズが決まってきますが、これから間取りを決める場合は、夫婦の生活スタイルや予算に応じて決めることができます。

夫婦で1台のベッドを選ぶ場合
ベッドのサイズ選びがポイントになります。候補として挙がるのは、ダブルベッドやクイーンサイズあたりでしょう。寝室におけるサイズを確認した上で、夫婦の体格も考慮してサイズを選ぶと失敗がありません。
ダブルサイズのベッドは、大人2人が寝るにはやや小さいサイズになります。ダブルベッドのサイズは横幅140cmなので、1人あたり70cmほどのスペースとなります。シングルベッドの横幅は97cmなので、シングルベッド1台よりも狭いことが分かります。
ダブルサイズよりも横幅が30cmほど大きいサイズがクイーンサイズになります。クイーンサイズは、横幅は170cm、奥行が195cm(クイーンロングの場合は横幅170cm,奥行203cm)なので、ダブルより横幅が大きく、1人あたりのスペースも広く取ることができ、ゆったり寝ることができるでしょう。ただし、6畳の広さに他の家具を置くとなるとお部屋が窮屈に感じてしまうことがあります。また掛け布団をそれぞれ別にすることにより、寝返りなどによる不快感を軽減できます。
夫婦で2台のベッドを使う場合
ベッドが独立しているのでベッドの振動が伝わりにくくなります。組み合わせ方としては、シングルサイズを2台並べたり、シングルサイズとセミダブルサイズなど他サイズのベッドと組み合わせることになります。相手の動きが気になりにくいので、自分のベッドでゆっくり寝たいという方におすすめです。
生活スタイルは日々変わっていきます。イメージしながらお家づくり楽しみましょう🎶