こんにちは!設計アドバイザーの相馬です。
お家づくりの際、床の色や建具の色を選び、お気に入りの壁紙を探し・・・と内装選びはワクワクするものですよね。しかしフローリングや建具・壁紙などメジャーな部材もあれば、あまり気に留めないマイナーな部材もたくさんあります。
今回はぜひこだわっていただきたい、地味~な部材(笑)についてご紹介していきたいと思います。
巾木(はばき)
巾木というのは、壁と床の取り合いに設置する見切り材のことです。壁紙のめくれを軽減するもので、掃除機を使用する際にぶつけ壁を汚したり傷めたりすることも防止してくれます。この巾木は通常は壁の色に合わせた白系や、床の色に合わせた茶色系を採用します。
ただこの巾木の色選びで注意していただきたい点があります。通常の壁が白系、床が茶色系であれば問題がないのですが、水廻りなど床材を変更し場合は注意が必要で、白い床材に白い壁なのに真ん中に茶色の線が走ってる・・・となってしまうことも。またアクセントクロスで壁に色を入れた場合も、注意が必要です。


スイッチ・コンセント
お家づくりの際、皆さまが気になる照明・コンセント計画。どこに照明をつけるか、必要な場所にコンセントがあるか、皆さまとってもお悩みになる部分です。実はこの照明をつけるためのスイッチ、コンセントにも気を配っていただきたいです。
スイッチ・コンセントは白色が標準的です。ベースとなる白系の壁紙であれば全く問題がないのですが、アクセントクロスなど差し色を入れた場合は注意が必要です。ブラックのかっこいい壁紙に真っ白なスイッチやコンセントがたくさん・・・ということが起こりがちです。スイッチ・コンセントプレートもたくさん色や種類があるので、設置する壁に合わせてしっかり選ぶとかっこいい壁紙を邪魔しません。また白系のクロスでも、クラシックなデザインのスイッチを選んだりするとインテリアもワンランクアップします!

給気口カバー・火災報知器
建築基準法で居室と呼ばれる人が長くくつろぐお部屋には、自然の空気を取り込むための給気口をつけることが義務付けられています。またLDK以外の居室や階段には、火災報知器の設置も義務付けられています。もちろん義務付けられているので必ず設置するわけですが、どちらも白色の機器が標準的です。スイッチ・コンセントと同様に、ダークな壁に突然白い給気口や、かっこいい天井の壁紙に白い火災報知器・・・ということが起こりがちです。こういった細かい部材も色を選ぶと、かっこいい空間を邪魔しません!

ブラックを選べばこんなに目立ちません!
地味~な部材にも注目を!
そんな部材までこだわるの!?といったようなマイナー部材について、今回はご紹介させていただきました。素敵なインテリアは、フローリングや壁紙選びだけでは作ることができません。ぜひ地味~な部材にもこだわってみてください。特にアクセントクロスなど差し色を入れた場合は、実は他の部材を調整する必要があります。こういった細かい部材にもこだわってこそ、ワンランク上の素敵な空間になります。
江原工務店でお家づくりしていただくお客様には設計アドバイザーからご提案しますので、ご安心くださいね!一緒に素敵なお家をつくりましょう(^^)