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キッチンのリフォームについて

設備

こんにちは! 
三寒四温、今年は急いでお花見いかないと終わっちゃいそうなほど暖かいですね!
春と秋はリフォームシーズンになります。
なぜかというと・・・リフォーム中は作業効率をよくするため、ドアが開けっ放しになるので、室内の冷暖房が効きにくくなります。
そして、作業する職人さんも気候が穏やかの方が仕事しやすいです。
お風呂のリフォームを決意するのは寒い冬場ですが、実際施工するのは、やはり春や秋が多いです。
前回は浴室の話をしたので、今回はキッチンのリフォームのお話をしたいと思います。

キッチンは、浴室と違い、傷んでいても水漏れなどの被害が無ければ「交換するのがもったいない」と思う箇所となります。
以前、おうかがいしたお宅では、引き出しの取っ手が老朽化し(木部が腐って)取れてしまい、ビス穴にヒモをくくりつけて使用していたおばあちゃまがいらっしゃいました。
でもいざ交換する時「ステンレスの天板はこんなに綺麗で壊れていないのにもったいない」とおっしゃっていました・・・うんうん、わかります、その気持ち・・・愛着もありますものね!
キッチンの扉を開けてみて「カビ臭いな」と思ったら、キャビネットの裏側など見えないところがカビていたり、腐っていたりしている場合が多いです。
解体日、キッチン裏が腐っていて、ゴキブリの死骸とフンだらけという現場をたくさん見ました。

キッチン現場調査のポイント

希望設置場所の採寸。特に出窓がある場合は注意。
 古いお宅はシンクの前に大きな造作出窓があります。
・水栓は、キッチン自体に取り付いてる?壁面に付いている?
・給湯器は瞬間湯沸かし器?それ以外?
・壁の仕上げ材は?タイルだったら残す?キッチンパネル(ひと拭きで綺麗になる壁材)にする?
・システムキッチンの搬入経路は?外に階段が多い?
・給排水と排気ダクトは動かす?などなど。

ずらずら書くと難しそうに感じますが、実家の古いキッチンは解体から4日でピカピカのシステムキッチンになりました。
後日帰省した際、ビックリしたのが、80近い父がIHクッキングヒーターを器用に使う姿です。
歳をとっても男性の方がメカに強いんですねぇ。
操作に関しては母より覚えが良いみたいです。
お料理の腕前は母の方が上ですので、夫婦で会話(痴話♡げんか?)が増えたようです。


某大学教授がリフォームと寿命の関係を約8000組のご夫婦対象にを調べたところ、キッチンリフォームをした夫婦の方が平均5年、寿命が長かった・・・という結果が出たそうとか。
前述しましたが、キッチンをリフォームすることによって、食に関心が出たり、キレイなキッチンを綺麗に保ちたいからお掃除をがんばったり、お友達を家に招いたり、他の箇所をリフォームしたくなったり・・・
「生きる張り合いが増える」=「寿命が延びる」のようです。

「リフォーム=大変」ではありません。気になったらまずはご相談くださいね!
実際にやる・やらないはそれからの判断でも良いと思います。
それでは、また来月(^o^)丿

《参考画像》
パナソニックHPより「リフォーム大賞」の画像の一例。
対面にシンク+壁側に加熱機器という2列型プランとなります。
リフォームだと「既存の間取り」×「使い勝手」のパズルをする楽しさがありますね!
https://sumai.panasonic.jp/sumai_create/work/sc/search/region/1/
ウェブで、たくさん施工例が閲覧できます。

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