こんにちは!住まいるアドバイザーの相馬です。
ペットを家の中で飼うご家庭が増えているということで、前回はネコと暮らす家に焦点を当て解説させていただきました。今回は犬と暮らす家に焦点を当て、間取りやインテリアの工夫点についてお話したいと思います。
犬と暮らす際のお悩みポイント
犬を室内で飼う場合に、以下のお悩みポイントをよくお聞きします。
・汚れが気になる
・臭いが気になる
・床が滑りやすい
などなど。このようなお悩みを少しでも軽減する対策を、次にお話しします。
汚れ対策
・散歩帰りに足などを洗える場所を設ける
屋外に水道を設置すると、室内に入る前に足や体を洗うことが出来ます。段差のなくフラットなものや、水はけのよい砂利を敷いたもの、おしゃれな水栓など色々なものがあります。
・耐汚れ機能付きの建材を使う
各メーカーで汚れに強い壁紙や、汚れに強い床材などを用意してあります。そういった建材を採用いただいたり、日ごろから汚れをこまめにふき取ることが大事です。また気になる場合はワンちゃん専用の小部屋をつくり、水道を設置しておけば掃除もしやすくなります。
臭い対策
・消臭機能付きの建材を導入する
汚れ対策と同様ですが、消臭機能のついた壁紙や床材を採用いただくと多少臭いを緩和することが出来ます。特にアンモニア臭に強いものを選んでいただくのがおすすめです。
・換気扇や脱臭ユニットなどを導入する
トイレスペース近くに換気扇を設置したり、脱臭ユニットなどが建築設備として設置可能です。建築設備として設置すると壁や天井などにすっきり納まり、生活スペースを邪魔しにくいです。空気清浄機やペット用脱臭機も多く販売されているので、住んでから導入することも出来ます。
床滑り対策
・ペット対応の床材を導入する
ペット対応のフローリングやクッションフロアなどを導入すると、滑りにくくワンちゃんのケガ予防につながります。またペット対応の床材は、傷や汚れに強いものも多いです。
・敷物を敷く
ワンちゃんの生活スペースにカーペットなどを敷くと滑りにくく、ワンちゃんも快適に過ごすことが出来ます。部屋にピッタリと敷くには、カーペットタイルを敷きつけるのもおすすめです。
その他の対策いろいろ
その他には、こんな工夫もあります。
・ケージ置き場やトイレスペースなど、犬用のスペースを設けておく
・庭にドッグランを作り、運動出来るようにする
・ウッドデッキに柵を設け、日光浴出来るスペースにする
・ひんやり涼めるよう、タイル敷きのスペースを設けておく
・キッチンに入らないよう、柵を設けておく
・ペットグッズを収納できるよう、玄関収納を充実させておく
などなど。ワンちゃんの習性や性格によって、皆さん様々な工夫をされているようです。
ペットもご主人も快適な住まいをつくりましょう!
ペットも人間と同じで、個性があります。なるべくお互いにストレスの少ないよう、工夫したいですね。江原工務店ではご主人のライフスタイルやペットの個性、予算を踏まえてご提案しますので、ぜひご相談ください。